ボトムブラケットシェルと同様にA7075材の丸棒を切削してヘッドパーツを作ります。
まずは丸棒を適当な長さに切断。バンドソーは少し切断に時間がかかりますが、静かで熱くならなくて良いです。
長さは20mm弱です。
旋盤で削ります。まずはヘッド上側のベアリング受けです。
ベアリングを軽く圧入するくらいの精度です。
続いてヘッド下側のベアリング受けの加工です。
こちらも軽く圧入してベアリングが収まるくらいの精度です。
異形ヘッド(上側1 1/8インチ、下側1 1/2インチ)なので、ベアリング受けの径がだいぶ違います。
フォークにクラウンを打ち込みます。
このような塩化ビニールパイプを使って叩き込みます。
ヘッドパーツにフォークを通した様子です。
フレームに埋め込んでしまう部品なので見えなくなる部品ですが、精度良く作らないと機能に支障があるので丁寧に作っています。