錆びつけが終わったら漆塗りです。
布着せを行って完全に木目を隠してしまったので黒漆で塗り潰します。
漆は25度前後の温度と65%前後の湿度でよく乾きます。この季節(10月)になると気温が下がり、好天が続けば湿度も足りないので、漆風呂(密閉されて温度と湿度を保った箱や部屋)に入れるのが一般的ですが、ロードバイクのフレームを安全に出し入れできる漆風呂を持っていないので加湿器を使って部屋で丸一日乾燥させています。
3回ほど薄塗りして水研ぎしたのが下の写真です。
そろそろ仕上げに入れそうです。
乾いたとはいえ完全硬化したわけではないので、しばらく温度と湿度を保ってこのまま放置しておきます。